個人的に、BGGのレートをどうとらえるか、参考にするか
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「このゲームはBGGで〇位でしたよ」「BGGでアベレージ6以下でした」などとゲームの評価を聞くことが時々ある。それに対して自分は聞きつつも「それって本当に信用できるのかな?」と眉唾だと思ってたりする。
信用というと、真偽の問題のように聞こえるが、例えば自分は「宝石の煌めき」がそんなに好きではないがBGGでは上位に入っていてその評価を疑うつもりもない。個人の好みや趣味嗜好まで評価に反映すべきとまで思わない。
じゃあそのBGGの評価をどこまで参考にすべきか?というのを各ゲームの評価を照らし合わせて考えてみようというのが今回の記事。
結論から先に言うと、いくつかの見方が定まってきた。
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①100位県内はだいたい良作と言って良い
②200位、500位、1500位、くらいに境界がある印象で順位が下になるにつれて、よりゲームについての情報を確かめて判断した方が良い印象。特に500位~1500位は疑義を挟みたい評価のものも多い気がする(個人評価で)
③BGG評価でアメリトラッシュ寄りの下駄履かせ(ユーロ下げ)は有る印象
④ギークレート6以上、アベレージ6.5以上は一考に値する印象
⑤評価人数1000人以下のは好悪評価どちらも参考にしにくい
まあ、こんなところかなと。
以下は実際のゲーム評価のデータをコピペ
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パンデミックレガシー1 2位 8.500ギーク 8.66Avr 26472人
パンデミックレガシー2 32位 7.816ギーク 8.45Avr 4476人
キーフラワー 44位 7.705ギーク 7.89Avr 14403人
タイムストーリーズ48位 7.676ギーク 7.88Avr 16102人
デッドオブウィンター 65位 7.598ギーク 7.74Avr 29239人
この辺はこんなものかと。デッドオブウィンターに関してはアメリトラッシュ上げとはみずに妥当な線かと。キーフラワーはちょっと順位高すぎかなと思う。
グランドオーストリアホテル 101位 7.429ギーク 7.80Avr 6470人
宝石の煌めき 117位 7.393ギーク 7.50Avr 39226人
インペリアルセトラーズ131位 7.346ギーク 7.52Avr 15559人
ロレンツォ153位 7.308ギーク 7.84Avr 3951人
ブリュージュ199位 7.215ギーク 7.46Avr 8210人
センチュリースパイスロード207位 7.204ギーク 7.46Avr 8872人
インペリアルセトラーズは好きなゲームだけれどアメリトラッシュ上げな票が入ってるかと思う。評価人数が上のタイムストーリーズと同じ人数でそれだけ流通したんだなぁと。スパイスロードもここまで上位って感じはしない。
ガンジス 324位 7.022ギーク 7.68Avr 2634人
マジックメイズ330位 7.015ギーク 7.30Avr 6810人
イムホテップ354位 6.988ギーク 7.26Avr 6755人
エルドラド362位 6.972ギーク 7.56Avr 2950人
ヘブンアンドエール437位 6.895ギーク 7.67Avr 2076人
ガンジスとかはもう少し評価人数があれば上がるような気がする。ヨーロッパでは流通しててアメリカではそんなにって気がしないでもない。他は妥当かなって印象。
アウトリブ647位 6.688ギーク 7.59Avr 1751人
フルーツジュース608位 6.731ギーク 7.17Avr 3223人
アンフェア659位 6.673ギーク 7.45Avr 2195人
マジェスティ756位 6.590ギーク 7.13Avr 2345人
メディバルアカデミー787位ギーク 6.570 7.02Avr 2676人
ドリームホーム788位 6.570ギーク 7.01Avr 308人
このあたりから個人的には評価が謎になってきてる。アウトリブやアンフェアとかはアメリカ票で上がってる気がする。アメリカを感じる作品は割り引いて見た方が良さそうだと思わせる。
パッチヒストリー809位 6.549ギーク 7.26Avr 1726人
ダイスシティ862位 6.513ギーク 6.88Avr 3256人
ヒストリア997位 6.430ギーク 6.98Avr 1966人
ギルドオブロンドン1159位 6.336ギーク 7.01Avr 1429人
ワンダカ1134位 6.350ギーク 7.83Avr 714人
リバーボート1304位 6.280ギーク 7.56Avr 695人
リバーボートの順位が謎位置。単純に流通量の問題かと。評価人数が少なすぎると参考にならないと思わせる例。リバーボートは個人的にヘブンアンドエールよりも上位だと思っている。パッチヒストリー、ダイスシティ、ヒストリアあたりもちょっと上位過ぎる気がしている。
フッチカート1838位 6.072ギーク 6.53Avr 1420人
ドリームス4314位 5.679ギーク 6.49Avr 284人
五本のキュウリ4452位 5.672ギーク 5.90Avr 869人
コーンウォール4580位 5.664ギーク 6.51Avr 214人
このあたりの下位は妥当。
ツイクストの写真
撮ってみました。
気になるエッセン新作2017
今年もそろそろメッセエッセンが迫ってきましたね。
という事で、気になるエッセン新作を主にビジュアルとインスピレーションだけでピックアップしようかと思います。ルールとか細かいことはそんなに気にしないです。拡張とかもなるべく排除する感じで、すでに日本語化の流れがあるようなのも除外で、あとトリテも。
語学力に乏しいのでゲームの説明は間違っている可能性があります。
サンタマリア
https://boardgamegeek.com/boardgame/229220/santa-maria
テンデイズの動画で永峯さんが紹介してましたね。ドゥードルシティとかアレ系を複雑にした感じだとか。
カードシティXL
トラムウェイとかのメーカー。タイルドラフトで街を作るとか。
ALTIPLANO
https://boardgamegeek.com/boardgame/234487/altiplano
dlpはオルレアンの会社でプールビルディングという事なので同システムのゲームという事でしょう。まだオルレアンをプレイしてないけどw
Charterstone
https://boardgamegeek.com/boardgame/197376/charterstone
牧歌的な絵のレガシー系?ワーカープレースメント?
こういうのは翻訳されたものが流通しないとだるいので買うかと問われると買わないのだけれど。去年のシーフォールだっけ?あれも日本流通なかったような。
RAJAS OF GANGES
ブランド夫妻のガンジスのラージャ。ブランド夫妻はそれなりに好きなので。あと今回は夫妻の子供たちがデザインのいかさまゴキブリのリメイクみたいなゲーム出してますね。
cover-me
https://boardgamegeek.com/boardgame/180674/cover-me
女性用の雑誌みたいな箱絵。ゲームの内容はわからない。
クランズオブカレドニア
https://boardgamegeek.com/boardgame/216132/clans-caledonia
モジュラーボードでネットワークでエコノミックの重いゲームらしい。ちょっと気になりますね。
イムホテップ拡張
拡張は取り上げないとしたけどイムホテップについてはその限りではない。イムホテップ拡張楽しみ。
nusfjord(どう読むの?)
ウヴェさんの新作。まあテンデイズさんが出してくれるでしょう。
ミープルサーカス
https://boardgamegeek.com/boardgame/193214/meeple-circus
見たまんまでミープルを積み上げてサーカスする。でのこの手のバランスゲームは実際に手に触れて試してみるまでしっくりくるかわからないんだよね。
AXIO
https://boardgamegeek.com/boardgame/219475/axio
クニチアのインジーニアスのリメイク。でもあっちはヘックスだけどこっちは四角なんでちょっとゲーム性変わるんじゃなかろうか。
キーパー
https://boardgamegeek.com/boardgame/212516/keyper
キーシリーズの新作。変なモジュラーボード?の情報が去年出てましたね。ミープルが特別なバージョンとスタンダードバージョンがあるようです。
EX-LIBRIS
本棚に見立てた配置ゲーのよう。これだけだと面白いのかどうか不明な感はある。クランク!のメーカー。
スコットピルグリム
映画にもなったコミック(カナダ?米?)のデッキビルド系ゲーム。たぶん、そんなに面白くないと思うがとりあえず。
アメンラーカードゲーム
アメンラーは独特なトコロテン競りのゲームでその感じを残したカードゲームらしい。これは普通に面白いんじゃなかろうかと思っている。楽しみ(買うとは言ってない)。スーパーミープルなのでテンデイズ案件かな?
トライブス
原始文明ゲーム。プレイ時間が3,40分てなんか割と消化不良になりそうな印象が。作者はネイションズやネイションズダイスゲームの人。システムは見てない。
LOOT ISLAND
whats your gameで一時間ゲームって珍しいね。重いゲームのメーカーの認識。ブラジルは来年かな。
モンタナ
https://boardgamegeek.com/boardgame/233955/montana
ドーン。ホワイトゴブリンにはラパヌイのリメイクのバリが出る。モンタナは40分プレイらしいがプレイ盤面がモリモリだったので面白そうだなって思った。
ANTIQUITY
https://boardgamegeek.com/boardgame/13122/antiquity
スプロッターの文明系のゲームとの事で気になる。まあスプロッター(フードチェーンのメーカー)なので拒否反応は出るかもしれないけど、日本に来るといいなぁ。
まあ、こんなところですかね。
littlegolemでのオンライン・ツイクストPPの遊び方 まーさんのツイートまとめ
海外でのオンラインボードゲームサイトhttp://www.littlegolem.net/jsp/main/でのツイクストの遊び方をまーさんがツイートで説明してくださったのでまとめてみました。Twitterまとめるならトゥギャッターとかでやれという話かもしれませんが、まあブログで。
というかHPの方で使い方をアップするべきではあったんですが、自分も触れてなかったので。まーさんがまとめてくれてありがたかったです。ありがとうございました。
使い方を理解したらHPの方でもページ作ろうかと思います。
https://t.co/yXmBimF9ji
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
オンライン ツイクストPPの遊び方について質問があったので解説をします。連投するので邪魔な方はミュートなりしてください。
littlegolemはアブストラクト系の色々なボードゲームが遊べるWebサイト(英語)です。
https://t.co/yXmBimF9ji
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
右上の黄色いミープルをタップ→ Login →初めての場合は Create an account を選択。
ニックネームとメールアドレスを入力して Sign in。メールアドレスに生成されたパスワードが送られてくるので再度Login pic.twitter.com/8nWAb2LUVB
見知らぬ人と対戦なら、Games→Twixt PPで。対戦モードはRated Games で。Register を押すと設定が出ます。盤面サイズ、同時に何卓立てるか、レーティング許容範囲(同じ強さの人とやりたいなら±100)、同じ人と同時に何卓までOKか。決めたらSendボタン pic.twitter.com/RxyEtkw1N6
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
条件に当てはまる相手があらわれ次第、対戦がスタート。My Gamesで対戦中の卓がリスト化されています。上が自分の手番が来ている卓。下が相手の手番を待っている卓。卓番号を選択すると卓に入ります。
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
手番が来ると右上に赤い数字で通知が出て、一定時間ごとにメールも届きます。 pic.twitter.com/vFKUwIPnyp
卓に入った画面。上が白番先手、下が黒番後手です。相手が最後に打った手は赤く表示されています。自分の手を打つと赤で表示されますがまだ仮置きです。Sendボタンで決定されます。Sendの前にMessage欄に書いておけば相手にメッセージが送れます。Cansel moveで仮置きを取消 pic.twitter.com/i0GTMa3xgf
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
負けを認めて投了したい時は、自分の手番が来た時に、一手も打たずに Resign game を選択してSendボタン。仮置きしてしまっている時は Cansel move でResign がまた出てきます。 pic.twitter.com/ff8qyd9c6N
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
この画面では、右上の⏪⏩ボタンでこれまでの流れを確認することができます。また、Analyze games on … のリンクを選択すると自由に検討できる盤面が表示されますので変化図などを確認できます。 pic.twitter.com/uHragP2MRy
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
画面を用意できないのですが、後手番の初手だけパイルールが適用できます。後手番で相手の一手目が有利だと思ったら Swap →Sendボタンで相手の一手目をもらえます。ただし現実のゲームと違って色はそのままです。対応する位置に黒の一手目として差し替えられて相手の二手目待ちになります。
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
次に、特定の人と遊ぶ場合。Playerから相手の名前を探す。または、対戦したことがあれば過去の自分の戦績からも選べます。
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
表示されたらInviteボタン。先手が自分か相手か、ゲーム(Twixt PP Size 24)を選び、メッセージを入れてSend Invitationボタン pic.twitter.com/v7U7stAtss
通常のツイクストとツイクストPPは、リンクが外せないかわりに自分のリンク同士は交差できるという違いがあります。特殊な状況以外ほぼ同じです。
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
レーティングは1500からスタートして、負ければ下がるし高い人に勝てば大きくあがります。世界チャンピオンが2300くらいのようです。
littlegolemの使い方説明、以上。
— まー@横浜ボドゲ会ハマグリ (@mar_3104) 2017年8月27日
質問あれば受けます。
対戦相手募集中です。
エレメントをプレイ
アブストラクトゲーム?のエレメントが届いたので早速翻訳してみてプレイ。例によって私家訳なのでルール間違いがあるかも。
2人プレイや4人プレイしてみた結果、3人プレイが丁度良いのではという話になりました。
ルールとしては対戦相手の賢者(セージ)をエレメントストーンで取り囲んで移動出来なくしたら勝利。複数プレイの場合は次手番プレイヤーを移動不可にすれば勝利。
自分の手番が来たら袋からエレメントストーンを引く。引いた分だけ移動力が減る。移動とエレメントストーンの配置を任意の順番で行なって手番終了となる。
エレメントストーンは4種あってそれぞれ特殊な能力を持っている。水は火を打ち消して盤上を移動したり、火は追加で配置されたり、風はジャンプできたり、土は山になると移動を阻害したり。
ビジュアル的に硬派なアブストラクトゲームに見えそうだが、袋引きの運があって能力バトルな感じで楽しい。